過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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72: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/22(土) 19:46:01.24 ID:cc4KrkVu0

それほど広くはない風呂に4人。
人口密度の高さにうんざりしていたのである。

なにも全員同時に入ることはないだろう、とは思ったが、その質問は野暮だろう。
口に出せば、マミのよくわからない理論が炸裂するに違いない。
それはそれで面倒だからどうでもいいか、というのが今の杏子の心中である。
なのでほむらの声も無視することにした。

それでも気になるものではある。
わざわざ窮屈な思いをする必要がどこにあるのか。
否、マミにとってはその窮屈さがいいのだろう、とも思う。

「なるほど、君たちの見立てどおりだね。マミは子供の世話が得意らしい。」

「ああ…………………ってオイ」

「何かな?」

平然と杏子に振り向き、やましいことなど何もないように返事をするキュゥべえ。

「……どうしてあんたがここにいるのさ」

「どうして、とはまた妙な質問だね……まあ、マミと一緒に入る習慣があるから、と言えば納得してくれるかい?」

そんなことだろう、とは思った。



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