過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
↓
1-
覧
板
20
91
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/10/24(月) 22:38:51.16 ID:UqSheG0c0
冷蔵庫を開けると、ガタガタとペットボトル容器がぶつかる音が聞こえる。
魔法少女仲間内で毎回やっていた、反省会の分だろう。
一人暮らしにはあまり必要ない量だ。
「ジュースとドレッシングと……ジャム、と」
ブルーベリージャム、という表記で一瞬反応したあたり自分は何かの病気なんだろう。
その後色はさやかというよりほむらだよな、なんて思ったあたり重症だ。
「……ソウルジャム、ってか」
言っていて虚しくなった。
せめて親父くさい、とでも突っ込んでくれれば気が楽なのだが。
残念ながらその相手は、今はどこにも居ないのだけれど。
とにかく、深く考えないようにする。
そう自分に言い聞かせていること自体が、気にしていることの表れなのだろうが。
実際、その通りだった。
少しでも気を抜けば、暖かな思い出が、それに対する後悔が溢れ出してしまうのだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
452Res/240.97 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1318483711/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice