44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/10/14(金) 04:13:51.01 ID:gjrNu2db0
4月13日(水・夜)ー雨 鹿目家 自室
>雨音が聴こえる…
電気を消し、閉め切った部屋は真っ暗だ。
そろそろ、0時だが…
>"雨の日の夜にテレビを見つめると、運命の相手が映る"…
さやかの話は、本当だろうか…
カチ カチ カチ...
4月14日、午前0時…
まどか「…0時だよ」ゴクリ
ほむら「映りませんね…」
ほむら「や、やっぱり、迷信だったんじゃないですか?今日はもう寝…」
まどか「待って!」
ほむら「……!!」
>突然、テレビに光が灯る。
砂嵐のようなノイズに、時折何かの映像がちらついている…
ほむら「嘘、電源は入ってないはずなのに…」
まどか「やっぱり、本当だったんだ。マヨナカテレビの噂…」
『我は汝……汝は我……』
『汝……扉を拓くのみ……』
ほむら「……ッ!?」
まどか「ほむらちゃん!?」
>頭の中に、誰かの声が響いてくる…
ほむら「声が……声が聴こえるんです。誰かが、私を…!」
まどか「こ、声!?」
ほむら「このテレビ、絶対何かありますよ。こんなの、普通じゃない」
>反射的に、テレビへと手が伸びる。
この声は、マヨナカテレビが原因だろうか…
まどか「ほむらちゃん……?って、手、手が!!」
>テレビの中に、手が吸い込まれてしまった。
ぐいぐいと引き込まれていく…
ほむら「う、うわ、抜けないッ…!助けてぇ!」
まどか「あぁぁ、どうしよう、頭まで入っちゃってる……」
まどか「と、とにかく、助けなきゃ!」グイグイ
まどか・ほむら「うわっ!」ドサッ,ガン!
ほむら「い、いたた…」スリスリ
まどか「な、なんとか抜けたね…」
>なんとか、テレビから抜け出すことが出来た。
一体、何だったのだろう…
まどか「あはは…こんなに騒いで、明日ママに怒られちゃうかもね」
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