過去ログ - 【R-18】魔獣霊「「「マスター、一人きりにはしませんよ!」」」
1- 20
43: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 02:34:00.15 ID:QEsZSCYOo
主「……!」

幸福な時間。にもかかわらず寒気を感じ、がばっと起き上がる。
不思議そうにする獣をよそに辺りを見渡すが、人影などなく。
冷や汗をぐっしょりかいてから、ようやく薄く開いたドアに気付いた。
そちらを向けば、二対の視線が僕をじっとりと捉えている。

霊「獣さんだけあんなに、ずるい……!」
主「っ!!!!!」

拗ねたように頬を赤くして、眉を釣り上げた霊がつかつかと入ってくる。

魔「私も一回だったねー」
主「あわわわわわわ」

魔に至っては、夜魔の誇りに障ったのか真っ黒な笑みを浮かべていた。
状況が飲み込めず二人に手を振る獣と一緒に、四人分の体重がベッドにかかる。

霊「マスターは、その、幼児趣味なのですか?」
主「ほとんど見た目の歳は変わらないよ!?」
魔「それじゃ私たちは、二号さんなんだね……」
主「そんなことない! みんな僕の大切なパートナーだよ!」

愛情を試すような事を言われて、思わず叫んでしまう。
そんな絶好の言質を、彼女たちが聞き逃すはずもなかった。

魔&霊「「それじゃ(なら)、私にも同じだけしてくれる(ます)よね!?」」
主「あうあうあうあうあうあう」
獣「わーなんか楽しそう、私も私も!」
主「お、落ちついて……みんな落ちつ――あああ!?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
261Res/169.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice