過去ログ - ほむほむ「ホギェェッェェェェェエエ!!!」
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670:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/13(日) 19:59:31.87 ID:v0bYG2Ono



男「なあ、お前もそろそろ産まれる時期なんじゃないか」

男は嘲るような口調でそう言いながら、りぼほむの頭を小突く。

りぼほむ蚕「ホムアアアアアアアア!!!ホムッ!?」ダマレ!!ニンゲン!! ウッ!?

りぼほむ蚕「ホビャアアアアアアアアアア!!!!」ヅルヅルヅル...

男「予想的中だな。白まどと比較するとほむ絹の質はやや劣るが、その分たくさん産んでくれたようだね」

りぼほむ「ホムゥ...」ポロポロ...

男は白まどとりぼほむの産み出したほむ絹を交互に手にとり、肌触りを確かめている。

男「次の出産の時もよろしく頼むよ。二人とも」

りぼほむ「ホム....」モウヤダ...

白まど「ミャアアァ...」ニゲダシタイ....

男「何故だい?君達には何不自由ない生活をさせているじゃないか。餌を与え、居住空間を整え、番を充てがい、外敵に襲われる危険すら排除してやっているだろう」

男「僕と君達は理想的な共生関係と言えるんじゃないかな。それなのに何が不満なんだい?わけがわからないよ」

りぼほむ「ホムゥ....」シニタイ...ポロポロ...

白まど「ミャドォ.....」コンナノ...ゼッタイ オカシイヨ...ポロポロ...

男「嘆き悲しむのは君達の自由だが、よしんばここから逃げ出すことが出来ても、君達には既に野生を生き抜く力なんて残っていないんだ。いい加減身の振り方を考えることを薦めるよ」

男は2匹を嘲笑するように一瞥し、りぼほむと白まどのほむ絹を二種類の保存ケースに敷き分ける作業を進めた。

男「ふふっ、このほむ絹は高く売れるぞ。これを元手にりぼほむと白まどの番をもう一組購入しようかな」

男は高笑いしながらりぼほむと白まどをケージの中に戻し、ほむ絹の詰め込まれた二つの保存ケースを片手にほむ蚕の養殖部屋を後にした。


終わり


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