過去ログ - オタク「安価なファンタジー世界につきましては」
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110: ◆Q6CGh0.8HA[sage]
2011/10/25(火) 22:27:06.50 ID:Fx9T+xGSO
桶一杯の水と、身体を拭く木綿の柔らかな布。極々単純にその二つの道具だけを用意する。

水に良くない思い出でもあるのか、瞳に怯えや許しを請う弱さをたたえた少女の様子。

苛めたい欲求が小火を拭いたがぐっと堪え、あくまで優しい声で美貌に似付かわしくない粗末な麻の服の脱衣を促す。

瞬巡。
奴隷は頬を朱に、込み上げる恥ずかしさを抑えながら震える手で静かに覆いを払った。

露になる女の子の身体。

白い肌が続く途中、右の肩胛骨付近に赤黒く押された奴隷の烙印。

十分な食糧が与えられず、もともと小さく繊細な身体付きはその僅かに有ったであろう肉さえ落ち、皮膚が角張った骨に食い込んでいる。
輪郭は女性特有の妖艶な丸みを帯びたものでなく、細くて節が目立ち枯れ木を思わせる。

しかし、胸の控えめな膨らみが。鼠径部の扇状的な造形が。少量の毛が生え並ぶ恥部の割れ目が、童貞の俺には余りに悩ましかった。

心境、同情や哀れみの深い青と、興奮や緊張の仄かな赤が溶け合わずに流れる。


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