過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 01:53:30.02 ID:ebFiQ8E3o
「ああ。阿良々木先輩、あれは『たまたま』私が持っていたものを貸したのだ」

「ほう。神原後輩、あれを『たまたま』所持していることがあるのか」

「こんなこともあろうかと準備しておいたのだ」

「実に用意がいいな。褒めて遣わそう」

 改めて、撫子ちゃんをの状況を確認する。

 帽子で隠れていた前髪は思いの外長く、目元を覆うようになっている。いや、恥じらい

から、わざとそうしているのかもしれない。キューティクルの光る、艶のある黒髪。脱い

だ服は布団の下に隠したらしい。

 駿河の指示どおりにブルマーを穿いていることといい、ブラジャーまで外していること

といい、どうやらこの旧知の少女、肌を見られるよりも下着を見られる方が恥ずかしいと

判断したようだ。ブルマー一丁のその姿は、どう考えても、明らかに本人が考えている以

上に扇情的になってしまっていると思うのだが、女子中学生の感覚はわからない……。

 が。

 残念ながら――というのだろうか。

 これは、そんな色気とは無縁の状況だった。



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