過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:40:34.08 ID:ebFiQ8E3o
 ちなみに、そんな話をしている間も、手は繋ぎっぱなし、指は絡まりっぱなしだ。マッ

シュポテト……じゃなくて、マシュマロのような感覚も僕の肘は感じつづけている。……

いや、僕も振りほどこうとはしたんだけれど、なかなかとれなくって仕方なく。そう、本

当に仕方なく。断じてこのままでいたいからというわけではない。

「でもさ、一応、そのアウターの前は閉じておこうよ。山に入るのにへそ出しっぱなしっ

ていうのもいかさままずいだろ?クラッシュジーンズは――まあ、気をつければ大丈夫な

レベルか」

「ふむ。では仰せの通りに」

 と言って、言われるがままに、神原駿河は上着のボタンを閉じ始めた。くびれたウエス

トが見えなくなる。しかし、そんなことは全くと言っていいほど気にならない。僕は紳士

の極みと言ってもいいほどの男なのだ。可愛い小学五年生に「人畜さん」という、名誉あ

る称号をもらったこともあるほどなのである。だから、いくら可愛い後輩だからといって、

そういった邪な感情を僕は持ち合わせない。



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