過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:41:23.71 ID:ebFiQ8E3o
「じゃあ、行こうか」

「阿良々木先輩、そう言えば今日は徒歩なのか?」

「ああ。向かう場所が山だからね。駐輪場がどこにあるかもわからないし、盗られたり壊

したりなんかしたら、後で怒られそうだしさ。それに、そんな遠出ってほどでもないし、

ほら、あの山だよ」

 と言いながら、僕はふと、思い出す。先週、神原駿河は、警戒心からか僕の自転車の後

部座席に乗ることを辞して、自転車の横を伴走するという、やられた側は結構傷つく選択

をされたこともあったのだが……そんな彼女は、今、僕と手を繋いで、指を絡めて、胸を

ぐいぐい押し付けてきている……。

「ふふふ」

 無邪気ににこにことはにかんで、スキップするような足取りだった。

「阿良々木先輩、阿良々木先輩、阿良々木先輩、阿良々木先輩、阿良々木先輩〜〜〜」

「…………」

 鼻歌交じりだった……。

 なつかれたもんだなあ……うん、とっても可愛い。



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