過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:51:03.30 ID:ebFiQ8E3o
「阿良々木先輩、さっきから何を言っているのだ?わざわざそんな風に言い聞かせてくれ

ずとも、私は阿良々木先輩のことを既にこれ以上なく敬愛しているぞ?」

「ああ、どうやらきみには何を言っても無駄なようだね」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:52:17.69 ID:ebFiQ8E3o
「私はこの生涯を、阿良々木先輩に捧げると誓ったのだ。戦場ヶ原先輩との仲を取り持っ

てくれたからというのではない。阿良々木先輩がそうするに値する人だと思うから、そう

誓ったのだ」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:52:52.67 ID:ebFiQ8E3o
「……ふむ」

「ん?どうした?阿良々木先輩」

「え……いや、別に」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:53:42.50 ID:ebFiQ8E3o
「ところで、阿良々木先輩。さっきは聞きそびれてしまったのだが、山に行って、それか

らどうするのだ?行為に及ぶのか?」

「行為って、僕ら二人で何ができるんだ?まあ、確かに、ちょっと儀式的な雰囲気のこと
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 00:54:09.25 ID:ebFiQ8E3o
「まあ、そういう意味ではデートなんて言ってられないかもしれないけれどね。ほら、忍

野からの仕事なんだよ」

「忍野?ああ、忍野さんか」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 00:54:37.90 ID:ebFiQ8E3o
「あの山の中に、今はもう使われていない小さな神社があるそうなんだけれど、そこの本
    フダ
殿に、お札を一枚、貼ってきてくれ――っていう、そういう仕事」

「……なんだそれは」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:56:41.19 ID:ebFiQ8E3o
ルビがずれていることに今気づいた……もう嫌

手遊び(てすさ)
お札(ふだ)


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 00:57:08.01 ID:ebFiQ8E3o
「なんだか有耶無耶になっちゃってるけれど、あの人はあれでもれっきとした専門家なん

だから。ロハで力を貸してくれるほど甘くはないさ。世話になった分は、働いて返さなきゃ」

「ああ、そういうことになっているのだったな……全く忍野さんは本当になんでもお見通
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:57:57.03 ID:ebFiQ8E3o

 そう言うと、この後輩はぎゅうっと、より強く、僕の腕に抱きついてきた。その行為の

意味は複雑そうで推し量ることはできないが、どうやら、何かを決意したらしい。まあ、

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 00:58:23.16 ID:ebFiQ8E3o
 そんなことを話しているうちに、目的地に到着した。

 道路沿いにある山。

 山の名前は知らない。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 00:59:19.50 ID:ebFiQ8E3o
「まあ、とにかく行こうか。なんか山に上る前から色々あったけれど」

「うむ」

「一応、足の方、気をつけといて。虫刺されの方はともかくとして、この山、やたら蛇が
以下略



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