過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 01:00:18.78 ID:ebFiQ8E3o
「私は強がりが聞きたいのではない。阿良々木先輩。忍野さんから聞いた話では――忍と

いうあの少女を助けるために、阿良々木先輩は吸血鬼に甘んじているとのことだったが」

 忍ちゃん。

 僕を襲った吸血鬼。

 金髪の吸血鬼。

 彼女は今――忍野と共に、学習塾跡の廃墟にいる。

「…………」

 でも、実際、吸血鬼でなかったら、今いるいろんな人達と関わりあうことなんてなかっ

ただろうし、今まで生きて来れたとも思えない。それに――そうやって、人外だから――

と、言い訳をしておかないと、戻りたくなってしまう。帰りたくなってしまう。また、あ

の、青色を壊し直してしまう。多分、今度こそ、徹底的に。

 だから――



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