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2011/12/24(土) 23:36:00.89 ID:MsIdTHw00
(――――折られるっ!)
理解するとほぼ同時に、黒子はトレインの袖口を掴んだ右手を離し後退する。
「逃がさねーぜっ」
が、トレインはそれを許さない。
上唇を舌なめずりしながら瞬く間に間合いを詰める。
それに対し、黒子は
「逃げておりませんわよ」
空間移動で一瞬にしてトレインの懐に入り込んだ。
「っ!?」
トレインの動きが止まる。
黒子の驚異的ともいえる能力制御が生んだ渾身の一手。
乾坤一擲の気合いで、黒子は左足を振り抜いた。
が、黒子が足に感じる感触は固い。
ガードされた、それを認識すると同時に再び空間移動を行い、今度はトレインから距離を取る。
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