過去ログ - トレイン「超電磁砲?」
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156:1
2012/03/12(月) 02:11:35.26 ID:EU7FiCOX0
思わず大きくなったリンスの声に、周囲の視線が集中する。

バツが悪そうに身を屈めながら、リンスは声のボリュームを絞って話を続けた。

「っていうか、風紀委員と揉めたって、アンタそれまさか能力者じゃないでしょうね?」

『おーそれがよぅ、すげーなあいつら。瞬間移動したり雷出したりすんだぜ』

「……心配した私がバカだったわ」

能天気に語るトレインの声に、リンスは呆れてがっくりと肩を落とした。

『しっかしいきなり侵入した事バレるしよ。随分適当な情報寄越してくれんじゃねーの」

「しょうがないでしょ、学園都市の情報はあんまり外に出てこないんだから。大体いきなり過ぎんのよアンタ、偽造パスの手配が間に合っただけでも褒めて貰いたいもんだわ」

『んだよ、金は払ったじゃねぇか』

「友情割引の格安料金をね。ってか、何だって急に学園都市へ行く必要があるのよ? おまけにスヴェンとイヴも別行動だし」

『まー色々とあってな。つか、スヴェンに言ってねーだろうな』

「……当ったり前じゃない」

『んだよ、今の間は』

「何でも無いわよ」

言いながらリンスは視線を巡らせ、その視界に入った人影を見て青ざめた。



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