34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/10/17(月) 23:44:51.78 ID:qWAlpae2o
律「……あ。でもさ」
そんな重たい空気を破ったのはりっちゃんです。
といっても、普段の元気な声じゃありません。
床に落ちて砕けたティーカップのかけらを拾い集めるみたいに、あたふたした声。
いつもみたいにみんなをぐいぐい引っ張っていくような力はありません。
律「えーっと、その……逆に考えてみようぜ」
澪「どういう意味だ」
澪ちゃんはちくりと刺すように声を上げ、はっと自分の口を指先で覆います。
発した声が思った以上に重く響きすぎて、それに自分で驚いてしまったみたい。
澪「わ。ごめん、律」
律「いいって。でさ、その……なにかに操られたんじゃなくて、予言、だったとか?」
よ、予言?
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