過去ログ - 上条「お前の手で、その幻想をぶち殺せ」
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699: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 09:56:51.53 ID:lngF19+70
小さな墓に、ブラックマンが話し掛ける

そこには名前も刻まれていない

刻む意味もなかった
以下略



700: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 09:57:17.47 ID:lngF19+70
ブラック「・・・リサ」

ブラック「最大主教は・・・私の魔術で誰かを救うつもりらしい」

ブラック「あの女の言うことなど信じられないはずなのに」
以下略



701: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 09:57:44.52 ID:lngF19+70
ブラック「・・・どうすればいい?」

ブラックマンが墓を見つめる

そこには、たった一人の妹が眠っている
以下略



702: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 09:58:28.79 ID:lngF19+70
ブラックマンが小さく笑う

あの二人を知ってから、まだ数日だ

敵であるはずのブラックマンを解放した少女
以下略



703: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 09:59:04.97 ID:lngF19+70
ブラック「どこだ、リサ!?」

ブラックマンがまだ、20歳になったばかりの頃だった

彼の生まれた町がイギリス清教の襲撃を受けたのだ
以下略



704: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 10:00:18.04 ID:lngF19+70
ずっと、一人で探し続けた

焼け野原には何も、誰もいなかった

そんな日々が、一ヶ月続いた
以下略



705: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 10:00:46.58 ID:lngF19+70
その時の妹の目を、今もブラックマンは覚えていた

濁った瞳

まるで汚れたオイルのような色
以下略



706: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 10:01:12.69 ID:lngF19+70
ブラック「リサ・・・どうしたんだ」

リサ「・・・どうして神様は私を嫌ってるの?」

ブラック「何を言っている、神は・・・」
以下略



707: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 10:01:57.88 ID:lngF19+70

そんな儚い願いが崩れたのは、再会からわずか三日目のことだった

いつものように家に帰ったら、妹が自分の胸をナイフで貫いていたのだ

以下略



708: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/10/27(木) 10:02:28.05 ID:lngF19+70
ブラック「・・・みんな・・・みんな・・・?」

リサ「もう・・・生きていたくないんだ・・・」

ブラックマンの服を掴んだあの掌
以下略



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