過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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3:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 19:46:12.97 ID:aYv84ioOo
「……」

「姫様……」

事態の飲みこめない私と、絶句する姫。しかし、すぐに姫の口から金切り声が上がると、
私の身体は咄嗟に廊下へと飛び出していた。

思ったとおり、近衛兵たちが悲鳴を聞いて駆けつけて来ている。
すぐにその内のひとりが、その状況下で当然すべき模範的な質問を投げかけてきた。

私は適当な返答をしてすぐに彼女らを追い返すと、一度息を吐いてから姫の部屋の扉を開けた。
扉がいつもより重く感じたのは、結果が過程に優先すると私が信じていたためだ。

例え、主君の危機を感じ取った従僕として相応しい行動を選択したとしても、
それが主の面目を汚したのならば、それは刎頸に値する愚挙だ。
従って、私は姫に処断されなければならない。

そんな風に、当時の私は考えていたと思う。
その時の私は、それが冷静な判断であると考えるほど動転していたのだ。


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