過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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33:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:11:05.27 ID:aYv84ioOo
私の願望が落胆という結末に収束するのに、そう時間はかからなかった。

元々、大きいだけで何の役にも立たず、常々邪魔だと厭わしく感じていた胸を揉みしだくのは
いささか抵抗があったし、いざあれこれとこねくり回してみても、
少しくすぐったいだけで特に快感を覚ないことが分かり、私は失望した。

女陰に関してもそれは同じだった。姫がしていたように膣内に指を入れようとするものの、
裂け目はきつく閉じていて一本すら入らず、むりやり押しこんでみるも嘔吐感を覚える始末だった。

方法が悪いのだと試行錯誤する決意を固めた時、部屋をノックする音が聞こえた。
私は慌てて寝間着を整えると、どうぞ、と言って相手を促した。

扉がきしんだ音を立てて開くと、その陰から、か細い声が聞こえた。

「夜分遅くに失礼します」

姫は、そう言ってそろそろと部屋の中に入ると、後ろ手に扉を閉めた。
眼前の途方もない事態に追いつけていない私を見て、姫が心配そうに問いかけてきた。

「大丈夫ですか、女騎士?」

深く泥にはまり込んだ脚を引き抜くように、私は何とか自失から脱出し、返答した。
「はい、姫様。申し訳ありません、まさか姫様が私などの部屋にいらっしゃるとは
 思い及びませんでしたため、お見苦しい姿をお見せしました」

「構いません。謝るべきは私の方です」
ふと、部屋の仄暗さと同じくらい暗鬱としている姫の顔が目に入った。


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