過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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34:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:12:45.01 ID:aYv84ioOo
「何を仰います、姫様。如何なる場合であろうと、
 私が如き従僕に向かって、そのようなことを仰るべきではありません」
私は立ち上がりながら言った。

「謝罪に貴賤は無関係です」
姫はそう言い切って、静かに私の方に近づいてきた。

私は言葉を呑みこんで椅子に手をかけた。
「姫様、趣のない腰掛けで恐縮ですが、こちらに」

「女騎士が立っているのなら私も立っています」

やがて私たちは、息がかかるくらいの距離で向かい合う格好になった。
姫は私よりも一回り小柄なので、うつむいた姫の頭頂部だけが目に入った。

不意に、姫が私の袖を掴んだ。
「私の弱さ故です」

姫様はお強い方です、そんな台詞が一瞬頭をよぎったが、私は傾聴することを選んだ。
その声に、消えかけた蝋燭のような儚なさがあったからだった。

「今朝になって、私は自責の念にかられました。
 昨日は熱に浮かされて、大変なことをしでかしてしまったと、そう思いました。
 他ならぬ貴女に、私の痴態を見せつけるなど、狂気の沙汰と言う他ありません」
そう言って姫は袖を握る手に力をこめた。


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