48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 01:47:15.23 ID:9yuxyDT00
澪「律っ!!」
なんで…
どうして…
あと少しなのに…
振り返ったその先には、頭から血を流す幼馴染の姿。
その傍らには、中身の抜けた消火器を手に持ったリリーの姿があった。
リリーは律を一瞥した後、もう一度消火器を振りかぶった。
…ふざけるな。
もう二度と、律に手を出させるものか。
澪「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁあっーーー!!!」
リリーに向かって、決死のタックルをぶちかます。
鼻をつく腐臭、体の内外問わず這いずり回る蛇、ムカデ、ゲジ、ヤスデ、クモ…
関係ない。
コイツもろとも吹き飛ばしてやる。
澪はリリーの放つ不快感を押し切り、そのまま後ろへ大きく吹き飛ばした。
澪「律!!大丈夫か!?」
律「ああ…」
急所は外れたのだろうか。意識ははっきりとしているようだった。
澪はそのまま律の手をとり、講堂へと走り抜けた。
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