52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 01:51:30.03 ID:9yuxyDT00
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明るい日差しの差し込む軽音部部室。
春の陽気に彩られたそこには、昨晩の恐怖は微塵も感じられなかった。
和「もう少しで出番よ。スタンバイをお願い」
唯「ほーいっ!」
梓「みなさん、新歓ライブ頑張りましょうね!!」
紬「梓ちゃんの為にも、ね」
唯「あずにゃんの為ならえんやこら、だよ!」
いつもと変わらぬ部員の笑顔。
律「よ〜し!それじゃ、行くか」
その中でも、とびっきりの笑顔で律は高らかに宣言した。
律「いくぞ〜!!」
澪・唯・紬・梓「お〜!!」
掛け声とともに、階段を駆け下りていく軽音部メンバー。
1階へとたどり着き、講堂へと駆け出していく。
最後尾の澪は、そんな仲間たちの姿を見ながら、手すりにあるブロンズ像をそっと撫でていた。
律「みーお! おいてくぞ〜?」
そんな澪に、律は振り返り、向日葵のような笑顔で呼びかけた。
澪「今いく〜!」
親友の元へ、綺麗な黒髪を揺らしながら駆け出していく澪。
その傍らには、ウサギとカメの像が寄り添うようにして鎮座していた。
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〜Fin〜
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