61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 14:51:01.56 ID:u+BYgeXj0
弟(と気合は入れてみたものの…全然思いつかない)
弟(しかしパスするのも気が引ける)
弟(…ええい適当に言ってしまえ!)
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 14:53:28.37 ID:u+BYgeXj0
姉「と、そうこうしてる内に五分経ったわね」
弟「ふう…それじゃあさっそく食べますかー」
巫女「やった!やった!」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 14:56:13.16 ID:u+BYgeXj0
巫女「さて、いただく前に感謝の意を込めて和歌を詠みましょう」
弟「なんでこんな時に和歌詠むの」
巫女「私たちは食事をいただく前に必ず決まった和歌を詠むんですよ」
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 14:59:00.41 ID:u+BYgeXj0
巫女「と、とにかく私が詠みますので皆さんもその後に続いて下さいっ」
弟「はいよーどぞー」
巫女「それではいきますよー」コホン
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:01:42.95 ID:u+BYgeXj0
巫女「なっ、そのような罰当たりなこと…!いけません!」
稲荷神「五穀豊穣の神であるわたしがゆるす」もぐもぐ
姉「歌が言ってることは正しいんだけどね」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:04:38.20 ID:u+BYgeXj0
稲荷神「巫女さん、もう亡き人だけどね」はむはむ
巫女「」
姉「いなりん…あんたって子は…」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:06:53.49 ID:u+BYgeXj0
弟「様々なこと?」
巫女「飢饉があったんです」
弟「飢饉って凶作の年に起きるやつだっけ」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:08:40.23 ID:u+BYgeXj0
巫女「そんなこともあってか、私は次第に痩せ細り、病弱になっていきました」
巫女「一日中咳が止まらないんです。境内のお掃除も辛く感じるようになりまして」
姉「………」
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:11:23.44 ID:u+BYgeXj0
姉「………」
弟「その時に仕えていた神社は覚えてないの?」
巫女「覚えています。割とこの近くの神社です」
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:13:50.86 ID:u+BYgeXj0
巫女「私が成仏しなかったのは、やはりこの世に未練があるからだと思います」
姉「でも悪い霊にはならなかったのね。どうしてかしら」
巫女「私が神社に仕える人間だったからかも知れません」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 15:16:49.31 ID:u+BYgeXj0
弟「神社にやり残したことはないの?」
巫女「出来ることはしていましたので特には。…あっ、1つだけあります」
弟「それはなに?」
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