91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/10/24(月) 22:41:34.25 ID:UWzy2Qh30
次の日、朝、通学路
さやか「ほむらー!」
私が歩いていると、さやかが声を掛けてきた。
ほむら「おはよう、さやか」
さやか「おはよう・・・あの・・・あのさ・・・」
ほむら「何?」
さやか「一昨日はごめん!本当にごめん!」
さやかが立ち止まって私に頭を下げた。
ほむら「今度はあなたね・・・」
苦笑する。
さやか「?何が?・・・って、そんな事より一昨日の事なんだけどさ、
一番怒りたいのはほむらなのに、仲良くして欲しいって言うあんたの気持ちも考えず、
あたしはまどかに当たったり、杏子の所為にばかりして、自分は悪くないって言い訳してた・・・ごめん」
ほむら「良いわ。あなたが無事だったのならそれで。
私はあなた達の昨日の行動について怒っていないし、解ってくれたのなら気にしないわ」
さやか「ありがとう・・・やっぱりあんた優しいね。どうしてかは・・・教えてくれないけど」
ほむら「それは・・・近いうちに話すわ」
そろそろ話すべきでしょう。それと・・・ずっと気になっている “ワルプルギスの夜”についても。
この世界でそれに相当するそれが来ないなんて考えてるほど私は楽天的じゃないわ。
さやか「そっか・・・」
ほむら「それより、今後は杏子と傷つけあったりしないで欲しいの、私の勝手な言い分だけど」
さやか「あ、その事なんだけどさ、杏子って思ったより悪い奴じゃ無くてさ、
それどころか家族や家の教会で引き取った孤児の為に戦ってるすっごく良い子だった!」
成る程、あんこちゃんマジ聖女ね。
さやか「で、あたしもそこの教会で手伝おうと思ってさ。昨日杏子のご両親に頼んだら割とあっさり良いって言ってもらったんだ!
うちの方は結構渋られたけどさ、やりたい事を見付けたのなら一生懸命やってみなさいってOKもらえたよ!」
ほむら「良かったわね。杏子に嫁ぐのね、おめでとう」
さやか「いや、嫁がねーよ。つか、あたしら女同士じゃん!」
ほむら「?」
さやか「何“何が問題なのか全くわからないわ”って顔してんのよ!?」
ほむら「何が問題なのか全くわからないわ」
さやか「色々あるだろ!」
ほむら「年齢?女性は16歳以上じゃないと結婚できないものね」
さやか「それもあるけど、そこじゃない!」
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