919:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方)[saga]
2011/11/14(月) 22:04:32.82 ID:xQqaBcjI0
杏子「やるじゃんか、うちの剣士と良い勝負だな!」
杏子が、大剣を振り下ろして隙を見せたみらいに、多節に分けた槍を伸ばし、その身体に巻き付ける。
みらい「うわっ、何だこれ!?」
身体を絡め取られ、みらいは暴れる。だがその程度では魔力で動いて絞め付ける杏子の槍の拘束は外れない。
杏子「うぉらああああああっ!!」
そのままみらいを引き寄せ、宙に放り上げる。杏子はみらいをゆまと戦っている、乗馬鞭を振り上げたサキの上に叩き落した。
みらい「うわぁぁぁっ!!」
サキ「ぐっ、は・・・っ!!」
2人はもつれ合い、その場に転がった。
杏子「隙あり!ゆま!!」
槍を元の形状に戻しつつ、杏子が叫ぶ。
ゆま「2人まとめてもらったよ!ビオランテ!!」
ビオランテ「ビャーオオオオウ!!」
ビオランテの触手が2本、口を開けてサキとみらい目掛けて迫る。その2人の周囲に白い霧が漂い広がっていく。
その霧に触手が触れた瞬間、急速に腐食して地面に落ちた。触手は黒く変色している。
ゆま「え?」
杏子「な・・・何だ?」
みらい「甘いんだよ!」
見るとサキとみらいを包む白い霧は、近くの巨大な影から発せられている。
ヴァグノザウルス「ドゥンドゥ・・・」
その霧はヴァグノザウルスの身体から吹き出ている。ポイズン・フォグ、ヴァグノザウルスの体内に溜め込んでいる猛毒素を液体として体外に噴き出す技。
サキ「ヴァグノザウルスの深海猛毒怪獣の名、伊達ではないぞ」キリッ
みらい「言っとくけど、ボク達には抗体が出来てるから効かないぞ」
杏子「毒か・・・厄介な怪獣だな・・・」
ゆま「まさに毒婦」
サキ「殺す・・・っ!!」
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