過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage]
2011/10/23(日) 01:03:19.55 ID:F1u9E/i00
〜ブリッジ〜
リズミカルにキーボードを打つ音が続き、最後に一際高くエンターキーを打つ音が部屋に響いた。
黒人「よし」
黒人男性は眼鏡を押し上げると、無線機を手に取る。
黒人「クラウス隊長、船内の全システムを掌握した。外部への連絡手段もすべて遮断してある。
もうコードネームも暗号も必要無い。次の段階に進むぞ。どうぞ」
通信相手『了解。我々も行動に移る。どうぞ』
黒人「……本当に任せて平気だろうな」
通信相手『荒事は我々に任せておけ。雇い主であるアンタの計画通りに事を進めてやる。それに、
マクレーンは私にとっても仇だ』
黒人「わかった。こっちはこっちの仕事を続けさせてもらう」
通信相手『了解、ミスター・テオ』
テオと呼ばれた黒人男性は無線機を傍らに置いた。
無線機からは続けて通信音声が聞こえてくる。
通信相手『点呼を行う。イェン、アリ、コルネリウス、ディードリッヒ、エルヴィン、フランツ、
ジェラルド、グレゴール、ギュンター、ハルトマン、ヨハン、ルッツ』
通信相手『アリ、コルネリウス、応答しろ。アリ、コルネリウス』
テオ「んー、こっちはハンスの仇、って事にしておこうかね」
再び室内にカタカタとキーボードを打つ音が戻ってくる。
〜機関室〜
マクレーン「さあ、とっとと皆のとこへ戻るぞ。この子は俺がおぶってやる」グイッ
唯「は、はい…… ありがとう……」
マクレーン「何だ、英語が話せるのか」
唯「ええっと、ちょっとだけなら」
マクレーン「よし、行こう。……ん?」
急に機関室内のモニターに電源が入り、映像が浮かんだ。
天井に向かってマシンガンを発砲する兵装の男達。叫び逃げまどう着飾った男女。
唯「パーティ会場だ……!」
マクレーン「おいおいおいおい、どうなってんだよ……」
そして二人は気づいていなかったが、天井にあるいくつもの防犯カメラが、いつの間にかすべて
マクレーン達の方を向いていた。
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