過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[saga]
2011/10/23(日) 20:23:13.33 ID:F1u9E/i00
〜船外・船尾の上甲板〜
ゆっくりと通風孔のカバーを外すと、マクレーンはそこから静かに顔だけを出し、周囲を見回した。
マクレーン「見張りはいないか……」キョロキョロ
慎重に、出来るだけ慎重に外へ出て、再度周囲を見回す。
入念な安全の確認を済ますと、通風孔の中の梓へ手を伸ばしながら、唯に声を掛けた。
マクレーン「よし、アズニャンを下ろすぞ。そっと、そっとな」
マクレーン「次は君だ。さあ」
二人を下ろし終えたマクレーンは急いでスーツのジャケットを脱ぎ、ネクタイを外した。
梓は床に寝かされ、唯も疲れ切ったように座り込む。
マクレーン「さぁて、どうすんだ。考えろ。考えるんだ、ジョン。どうする。どうやったらあの悪党共を
ブッ殺して、人質を助け出せる……?」
考えながら、拳銃から消音器を外し、弾倉の残弾数を確認する。残り七発。予備の弾倉は無い。
マクレーン「足りねえなぁ…… 五人殺って、あと何人だ?」
そして、機関室で唯と梓を襲った男達の一人が持っていた無線機を見つめる。
マクレーン「それに何故、奴らは人質を三つに分けた? 一ヶ所に集めといた方が楽なのに、
なんでわざわざ? 何を企んでやがる」
唯「あ、あの」ドキドキ
マクレーン「あ? 何だ」
唯「犯人の数は十四人、かもしれません。もしかしたら、ですけど」
マクレーン「どうして? 何故、君にそれがわかる?」
唯「私達のステージスタッフだったんです。機関室にいた二人も、パーティホールの人達も、全員……」シュン
マクレーン「何だって? じゃあ、ブリッジに連れていかれた“ティーセット”って人質は……」
唯「りっちゃん達かも……」
マクレーン(どういうこった? それじゃ最初から彼女らが標的に入ってたって事か? 目的は俺への
復讐じゃなかったのか?)
マクレーン「……」
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