過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
↓
1-
覧
板
20
43
:
唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/10/30(日) 01:37:00.21 ID:XqpgJusT0
〜船内・ブリッジ〜
澪「う…… う〜ん……」ムクッ
律「やっとお目覚めか? 澪」
澪「夢じゃなかったんだ…… 夢だったら良かったのに……」ドヨーン
律「ムギ、どうだ?」
操舵室の中央に位置するデスクのディスプレイ。
紬は両手両足を縛られながらも、何とか立ち上がってそれにジッと見入っている。
しかし、すぐに溜息を吐きながらゆっくりと座り込んだ。
紬「うーん、ダメね。私じゃわからないわ。テオはずっとここをいじっていたから、何か出来るとは
思うんだけど」
律「ムギがわかんないんじゃ、私や澪にわかるワケもないよなー」
紬「和ちゃんだったら、もしかしたら…… こういうのにすごく詳しいから」
律「和は他の社員と大会議室。どっちにしてもダメか……」
不意に天井のスピーカーから太い声が響いてきた。
クラウス『マクレーン。よく聞け、マクレーン』
紬「また、マクレーンさんに向けての一斉放送ね」
律「とっととこっから出せよー!」
クラウス『貴様が予想外に暴れ回るせいで、我々は大分損害を被ってしまった。そこで貴様の動きを止める為に、
ある手段を取らせてもらう事にした。ナカトミ社員、及び招待客の方々、恨むならマクレーンを恨め』
律「な、何言ってんだ? コイツ……」
クラウス『ナカトミ社員のいる大会議室と、招待客のいるパーティホール。この二ヶ所を完全に封鎖、
密閉し、室内の酸素濃度を急速低下させる。本来はこれも火災対策用のシステムだがな』
律「はあ!?」
紬「何て事を……!」
クラウス「二時間で酸素濃度が0%になる。まあ、そのはるか前に皆、意識を失い、そのまま
死ぬだろうな」
澪「そんな…… それじゃ……」ガクガクブルブル
クラウス『さあ、どうする? 貴様一人の手で、少なくとも三十分以内に排気システムを停止させ、
ロックされたドアを開けて人質を救出しなければならん。しかも、二ヶ所共だ。
ハァーッハッハッハッハァ!』
歯を食いしばる律。
眉根を寄せる紬。
青ざめる澪。
クラウス『もがき苦しめ。絶望しろ。またな、マクレーン』
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
97Res/137.06 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1319297219/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice