過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/10/30(日) 01:46:52.92 ID:XqpgJusT0
絶叫と共に引き金を引き続ける唯だったが、やがては銃身から反動を含む手応えが消え去ってしまった。
弾丸が尽きたのだ。
唯「……」
梓「貸して下さい、唯先輩。弾倉を交換します」
唯「うん……」スッ
暗い表情で梓にマシンガンを手渡す。
しかし、すぐにガラスの向こうでこちらを指差しながら、澪が何かを叫び始めた。
唯「え? 澪ちゃん、何?」
唯と梓は先程のように、澪の口の動きを見つめる。
唯「う?」
梓「し?」
唯「ろ?」
梓「後ろ!?」バッ
慌てて振り返った二人の後ろには、拳銃をこちらに向けた兵装の東洋人が立っていた。
イェン「銃を捨てるんだ」
唯「わわ……!」
梓「そっちこそ銃を捨てて!」チャキッ
マシンガンを構える梓にも顔色を変えず、イェンは噛んで含めるように言い聞かせる。
イェン「……いいか、よく聞くんだ。俺は兵士であって、殺人鬼じゃない。だから俺に女子供を
撃たせないでくれ」
唯「あ、あずにゃん……」
梓「……」
イェン「それに女子供を殺人者にしたくもない。さあ、銃を捨てるんだ。悪いようにはしない。
お前達は殺さないように命令もされている」
唯「……」
梓「……」
イェン「頼む」
梓は僅かに銃口を下げ、重苦しそうに口を開いた。
梓「大会議室から和先輩を出して、六人を同じ部屋にして……」
イェン「約束は出来んが、隊長に掛け合ってみよう」
梓「……」ガチャン
マシンガンをイェンの足元に放り捨てた梓。
唯は血相を変えて、そんな彼女の両肩を掴む。
唯「あずにゃん!?」
梓「少なくとも私達と和先輩の六人は助かります……」
唯「そんな! マクレーンさんは船の中のみんなを助ける為に頑張ってるんだよ!?」
言い争う二人に、マシンガンと拳銃の銃口が向けられる。
イェン「さあ、行こう」
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