過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
↓
1-
覧
板
20
53
:
唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/10/30(日) 21:00:27.76 ID:uaCyhedm0
唯「……助けて、マクレーンさん!」
マクレーン「あいよ」
助けを求める女性の声。それに答えるヒーロー、ではない男。
後方より忍び寄っていたマクレーンが、イェンの後頭部に拳銃をゴリリと押しつけた。
マクレーン「銃を捨てて両手を上げな、チャーハン野郎」
イェン「……」ガチャッ ガチャッ
手に握る拳銃も、肩から下げていたマシンガンも、床に投げ捨てられる。
イェンに両手を頭の後ろで組ませると、ようやくマクレーンは唯達の方へ視線を向けた。
マクレーン「ユイ、アズニャン。なんで出てきたんだ。あそこにいろと言っただろ」
唯「でも! 私、マクレーンさんを助けたくて……」
マクレーン「……戻って大人しくしてろ」
視線をイェンの方へ戻し、銃口で頭を小突く。
マクレーン「おい。お前は親分のとこまで案内してもらうぜ」
イェン「……断る」ヒュッ
イェンは目にも止まらぬ速さで体を回転させると、マクレーンの方を向き、彼の拳銃を右手で掴んだ。
更にそのまま右手を少し動かしただけで、瞬時に拳銃を解体してしまった。
引き金を引く暇などありはしない。
マクレーン「んなぁ!?」
驚く間にも、マクレーンは胸を強く蹴り飛ばされ、大きく後ずさる。
マクレーン「ぐっ!」
唯「マクレーンさん!」
イェンは背中へ手をやると、それ程大きくない青龍刀を引き抜いた。彼がヒュンヒュンと手首で
青龍刀を回した次の瞬間、マクレーンは胸と左の太ももを切り裂かれていた。
マクレーン「いってえ……!」
イェン「殺す……!」ヒュンヒュン
迫るイェン。後退するマクレーン。
マクレーンは素早く周囲を見回す。何か無いか。何か。武器になる物は。
そして、その目に止まったのは、日本武士の鎧兜と大小二刀。
イェン「ハッ!」ブン
イェンが振り下ろした青龍刀は、何かにその軌道を阻まれた。
防ぎ得たのはマクレーンが咄嗟に引っ掴んだ日本刀。鉄拵えの鞘は青龍刀の刃を物ともしていない。
二歩、三歩と距離を取ると、マクレーンはスラリと刀を抜き払った。
マクレーン「かかってきな、カンフーボーイ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
97Res/137.06 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1319297219/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice