過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[saga sage]
2011/11/28(月) 22:44:15.63 ID:B3XR2DA80
凄まじいスピードで自由落下していく中、ゴムボートをクッションにしようと強引に体の下へ
持っていく。
落下地点であるモーターボートは、もうすぐ目の前まで来ていた。
マクレーン「ああああああああああああああああ!!」ドォン!
マクレーンが着地した瞬間、モーターボートは交通事故にも似た衝撃と大きな揺れに襲われた。
唯もテオも危うく海へ投げ出されそうになる。
唯「ひゃあ!」
テオ「い、今のは何だ!?」
マクレーン「サンタクロースさ!」
パニック状態で振り返ったテオの顔面を、マクレーンは力任せに殴りつけた。
テオ「ぐえっ!」ドサッ
仰向け様に倒れ、ハンドルに頭を打ちつけるテオ。
殴られたせいか頭をぶつけたせいか、どちらが原因かはわからないが、半失神状態で白目を
剥いている。
唯「マクレーンさん!」
喜びと安堵で唯の顔は自然とほころんでいた。
マクレーンが後部座席から、彼女を引き寄せる為に手を伸ばす。
狭いボートではあるが、これからテオにする事を考えれば、少しでも遠くにいた方が良い。
マクレーン「さあ、こっちに来い。ユイ」
唯「うん!」
ボートはそのスピードを速め、どんどん船から離れていく。
揺れにふらつきながら、唯もまた懸命に手を伸ばす。
しかし、その横、運転席でのびていたはずのテオは、密かに意識を取り戻していた。
唯に噛みつかれて学習したのか、気絶中も握り締められた拳銃は手から離れていない。
急いでマクレーンに銃口を向け、引き金を引く。
マクレーン「ぐあっ!」
銃声と共に後方へ大きくよろめいたマクレーンは、衝撃と激痛に襲われた左肩を押さえた。銃弾に貫かれた
左肩は血にまみれ、左腕は自由を失ってしまった。
運転席ではテオがゆっくりと身を起こすところだ。
テオ「あ、あの時のようにはいかないぞ……!」
強く握り締めた拳銃は、まだマクレーンの方へ向けられている。
今度こそは正確に撃ち抜かんとばかりに、狙いは額へと定められた。
唯「うう、ううう……!」
助手席で唯が妙なうなり声を上げ始めた。体は細かく震えている。
恐怖か。いや、違う。
彼は船を爆破しようとした。彼は和を撃った。彼はマクレーンを撃った。
次々と大好きな人を奪おうとする卑劣な犯罪者。生まれて初めて接する本物の悪党という種類の人間。
テオが、滅多に表す事の無い彼女のある感情に、火を点けてしまったのだ。
つまり“怒り”だ。
唯「うりゃー!」ポカッ
その怒りに任せて放った握り拳が、テオの横っ面に命中した。
威力はマクレーンの十分の一も無いかもしれない。事実、テオは何のダメージも受けていなかった。
しかし、テオにとって運が悪かったのは、その脆弱な拳が眼鏡を弾き飛ばしてしまったという事だ。
眼鏡は運転席のシートの隅へ転がり落ちていった。
テオ「め、眼鏡がっ……! 眼鏡、眼鏡……」
慌ててかがみ込み、足元を探るテオ。
その様子を見たマクレーンは、ハンドルへ素早く視線を移し、更には備え付けの浮き輪へ目をやった。
ボートは最高速度に達している。最早、時間との勝負。
急いで唯へ浮き輪を投げ渡す。
マクレーン「ユイ! 海に飛び込め!」
唯「ふえっ!? でも、私あまり泳げないし、海冷たいし、ボートすごいスピードだし……」グズグズ
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