過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[saga sage]
2011/11/28(月) 22:46:36.11 ID:B3XR2DA80
マクレーン「ガタガタ言ってねえでさっさと飛び込めってんだ!!」
唯「は、はいぃ!」
文字通りの有無を言わさぬ怒鳴り声に押され、唯は浮き輪を抱えて海へ飛び込む。
「つべたいぃいいぃぃぃいいいい」という悲鳴を背に、マクレーンは片手片足の動かぬ体を何とか
運転席近くまで移動させた。
そして、テオの脇から思いきり右手を伸ばし、ハンドルを掴んだ。
マクレーン「イッピカイエー、クソッたれぇ!」グイッ
目一杯、左へハンドルを切り、マクレーンもまた浮き輪を抱えて海へ飛び込んだ。
取舵一杯に切られたボートは大きくUの字を描いて方向を変えた。無論、その先にあるものは
豪華客船ヨシノブ・タカギ号だ。
揺れと戦いながらの眼鏡の捜索で、テオは進行方向が変わった事にすら気づいていない。
だが、低い視力と手探りの悪戦苦闘の末、ようやく眼鏡は見つかった。
テオ「あ、あった…… これで――」
眼鏡をかけ、体を起こしたテオが目にしたのは、そびえ立つ巨大な黒い船体。
テオ「うわああああああああああ!!」
タカギ号の船体に猛スピードで突っ込んだボートは、爆発を起こし、粉々に吹き飛んだ。ほんの一瞬遅れて、
C4の大爆発が船体のすぐ近くで巻き起こる。
燃え上がり、消えていく炎。立ち上る黒煙。さしたるダメージも受けていないように見えるタカギ号。
大海原に浮かぶ点となったマクレーンは、それらを達成感と虚脱感の中で眺めていた。
マクレーン「あの世でハンスによろしくな」
それだけ呟くと、先に飛び込んだ唯を探しながら、水をかきかきタカギ号の方へ向かう。
少しすると、青白い顔で浮き輪にしがみつく唯の姿が見えた。波間をユラユラと漂いながら、
こちらへ流されてくる。
唯「う、うう…… マ、マ、マク、マクレーン、さん…… さ、寒いよぅ……」ガタガタ
マクレーン「ユイ、よくやったな。お前のおかげだぜ」
唯「えへへ…… ぴ、ぴ、ぴ、ぴーす…… ささささむ、さむ、寒い、冷たいぃ……」ガタガタガタガタ
マクレーン「さあ、みんなのとこへ帰ろう」
マクレーンは唯の浮き輪から伸びる紐を自分にくくると、無事な右手で再び水をかき始めた。
タカギ号の甲板からは、律や梓ら四人の他、ナカトミ社員や招待客が大きく手を振っていた。
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