過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[saga sage]
2011/11/28(月) 22:59:09.35 ID:B3XR2DA80
憂「お姉ちゃん!」
唯「憂!」
二人はお互いを呼び合い、駆け寄り、抱き締め合った。
憂「ううっ、電話が全然通じなくって、そしたら警察の人が迎えに来て、ぐすっ、テロに巻き込まれたって……
心配したよぅ!」
唯「うえええええん! ういぃ、ういいいいい! びえええええん!」
固く固く抱き締め合いながら、唯と憂は安堵と嬉しさの涙を流す。
その光景を、他の五人は立ち入る事無く、笑顔で見守っていた。
やがて、落ち着きを取り戻しつつあった唯が、思い出したように皆の方を振り返った。
唯「ぐすっ…… あ、マクレーンさん! 私の妹だよ! 妹の憂!」
状況が飲み込めず戸惑う憂の腕を引っ張り、マクレーンの所へ連れて行く。
憂「は、初めまして。平沢憂です」ペコリ
唯「マクレーンさんはね、悪者をやっつけて、私達を助けてくれたんだよ!」
憂「ええっ!? そうなの!?」
憂「あ、あの、姉が大変お世話になりました」フカブカ
マクレーン「いい姉さんを持ったな、ウイ。大事にするんだぞ」
憂「はいっ!」ニコッ
唯「えへへー」テレテレ
しかし、笑いに包まれた七人にも、ある種無情な救急隊員が手を差し伸べ始める。
救急隊員「皆さんも救急車に乗って下さい。被害に遭われた方々は全員病院に運ぶ決まりに
なっていますので」
そして、その他の関係者達もだ。
公安「ミスター・マクレーン、そろそろ……」
大使「やあ、どうも。私は駐日アメリカ大使のジョンソンだ。色々と話を――」
マクレーン「わかった、わかった。今行くよ」
鬱陶しそうに手を振ってあしらうマクレーンではあったが、通常の刑事や警官とは毛色の違う者が介入し、
他の皆と明らかに扱いが違う。
その様子は、唯達にこの場での別れを、何とは無しに感じさせるものだった。
唯「あ……」
マクレーン「……それじゃ、な」
言葉少なに片手を上げるマクレーン。
それとは対照的に、彼を囲むようにして別れを惜しむ五人。
唯「私、マクレーンさんの事、忘れないよ。絶対……!」
紬「わ、私も! 危ない目にも遭ったけど、マクレーンさんと過ごせた時間は一生の宝物です!」
梓「ちゃんとした食事を取って、健康に気をつけて下さいね。あと、出来れば奥さんや娘さんと仲良くして下さい」
澪「みんなを助けてくれて、本当にありがとう。あ、あと、煙草は止めた方がいいと思う、かな……」
律「これに懲りずに、また日本に遊びに来てくれよな!」
マクレーン「ありがとよ、みんな」
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