21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/24(月) 23:25:54.48 ID:JvvpBlYY0
こうして雑談している間にも、刻々と時間は迫っていた。
残りの朝食を一気にかきこんで、立ち上がる。
「じゃ、着替えてくる」
「うん、楽しみに待ってる」
机の上に腕を組んで顔を半分うずめながら、妹はテレビのリモコンに手を伸ばす。
洋服の掛けてある和室はリビングのすぐ横。
ニュース番組がでたらめに入れ替えられる音が、男にも聞こえてきた。
「兄、内から近くの○○駅辺り、満員電車で露出狂出現だって」
「あぁ、そりゃ勇気あるこった」
「しかも17歳、お友達？」
「ちげぇよ！」
いまだ慣れない不自然な声の高さに困惑しつつ、制服に袖を通す。
筋力が落ちたのか、やたらと重みがのしかかった。
「それは残念」
「お前は、露出狂が友人の兄を持って嬉しいのか・・・」
げんなりしつつボタンを全て掛け終えると、少ししわのかかったズボンに足を通す。
元から痩せ型では会ったが、ウエストもかなり細くなっていた。
ベルトを限界までに引き締め、ずり落ちこそしなくなったが、それでも特に束縛間は無い。
胸以外に。
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