26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:08:51.67 ID:IDsp3m730
そして教室。
ようやく階段を上りきってふぅ、と息をついた男は、顔を伏せたまま席に着く。
廊下側後方なので、それほど入って距離は無かった。
しかも教室にはまだ数人しかいない。
誰にも注意を向けないよう、そして向けられないよう最新の注意を払ったかいがあり、それほど気は向けられなかったようだが。
「ん?」
しばらくすると、疑問の視線に全身が嘗め回される。
人が増えるにつれて、それは次第に数が増え、まとまって大きくなる。
(うあ、注目されてる)
ただでさえ人からの視線に慣れて無い男は、冷や汗をかきながら縮こまるしかなかった。
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