27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:21:20.43 ID:IDsp3m730
「なぁ、お前って」
「ちょ、ちょっとトイレ」
「お、おい」
たまに会話を交わす男子生徒についに話しかけられ、適当な言い訳をすると逃げ出した。
思わず声が裏返った。廊下に出て、思わず立ち止まる。
入るトイレの選別に迷った。
「いや、制服これだし、男子だろ」
焦って決断し、中に入ると、そこには数人の男子。
全員別のクラスだが、何しろ、立ったまま用を足すわけには行かない。
ウンコマンと呼ばれようとひとまず大のところに入るしか。
だが、両方とも赤のマークを示すあまりにも残酷な取っ手がそれすら許さなかった。
入った付近で呆然と突っ立ちつつ、内心あたふた。
ふと目に入った流しの鏡に映る顔は、やはりどう見ても男子には見えず。
顔は伏せ続けようと改めて決心すると、背中を叩かれた。
おそるおそる振り返ると、そこには強面屈強で大柄な男子。
「おい」
「・・・はい」
「並んでる?」
「いや、どうぞ」
大柄の男子はそういうと、五つ並んだ小便器の真ん中にたった。
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