30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 01:00:47.30 ID:IDsp3m730
(なんてことだ、予想外に担任の到着が早かった、酷いときは五分ぐらい遅れてくるくせに・・・!)
「なんだ○○、その声風邪か?」
「あ、はい」
頼むからこれ以上喋らせないでくれ、という願いも届いたのか、その場は収まった。
が、周りの視線がひたすらに痛い。
いや、むしろ担任が外見の変化に一切突っ込まなかったのはかなりの幸運だった。
「あれ、○○くんって、あんなに髪長かったっけ?」
「あはは、イメチェンってやつ」
「でも何か可愛いよね〜」
クラスの女子がさっそく隠す気もなく話題のネタにしている。
反して男子は、話しかけてきたあいつ以外には、これといって大きな興味は持ってなさそうだ。
顔を伏せながら、ゆっくりと席に着く。
つんつん、と背中をつつかれるが、無視。
「おい、○○、おい・・・」
首の辺りに、やな感触。思わず振り向いてしまった。
目線の先には、いわゆる話しかけてきたあいつ。
以後△。
「ひっ・・・な、何すんだよ△」
「あら、○○くんったら可愛い声」
「気持ち悪い、それにもう授業始まるから話しかけるな」
「予習やったか?」
「半分な」
「見せてくれ」
「いやだ」
「ところでお前さ・・・本当に○○か?」
「
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