過去ログ - 垣根「女…だと…」一方通行「…もォ開き直る」
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982: ◆awMTOiPvU2[saga sage]
2013/06/07(金) 23:56:41.10 ID:M6rA9zFAO

「でもうちの両親は古風な人達だったので結局最後まで反対されて入学はさせてもらえませんでした。
子供の脳を弄くって怪しい開発を施す胡散臭い研究機関、というイメージも一部の人達の間では未だ根強いですからね」

「まあ、そもそも能力開発というものは小さい時から訓練を受けてじっくり成長させていくものですから。
どっちみちその時既に高校も卒業していた私には無理だろうなってことも分かってましたけど、ふふ」

「……でもそうやって諦観が強くなればなる程、両親に反対されればされる程、どこかで相反した気持ちは……学園都市に対する憧れは尚更強くなっていきました」

「だから先端科学に懐疑的な両親の考えを古臭いと切り捨てて、そうして逃げ込むようにこの街に来たんです。
開発を受けられないのならせめて受けられる子供達の側で働きたいと。それが私が学園都市に来た理由です」

「なるほどね?」

「これから絶対にこの街の技術はさらにさらに進歩する。
テープレコーダーが出てきてレコードが淘汰されたように、CDが出てきてテープレコーダーが淘汰されたように、最近また新しいデジタル携帯音楽プレイヤーが出てきてCDが淘汰されつつあるように。
古い殻を脱ぎ捨て、古い時代を呑み込んで、科学はどんどん大きくなっていく……」

「……」




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