過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/25(火) 12:07:34.59 ID:FnrEbXqAO
「されど汝は混沌にその眼を曇らせ侍るべし」

 そこは厳かな空間だった。
石造りの城の一角にて、彼女も深い想いを抱き、言葉を紡ぐ。

「汝、狂乱の檻に囚われし者」

 造られた命。仮初の身体。
 この闘いの渦中に身を置くべくして生み出された彼女の眼は何を映すのか。

「我はその鎖を手繰る者――!」

 それを彼女以外に知る者はいない。或いは彼女自身にも解らないのかもしれない。
 赤い瞳は強烈な光を見据えても、一切動じない。


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