過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/25(火) 12:10:34.10 ID:FnrEbXqAO
 石造りの城に一筋の紫雷が墜ちた。
 その輝きが表すのは無敵最強。他の追随を許さぬ帝王の威光だった。

「ゼオン……。魔界を統治する王の息子。最強の反英雄、か」

 狂化によって自我を失った魔界の王子の眼は光を映さない。
だが瞳の内より出で、光を照らす紫雷の光は本来の眼光すら上回る猛々しい強さを滲ませていた。

「待っててね、お兄ちゃん」

 精巧に作られた人形のような顔が不敵に歪む。
 白く輝く肌と髪、赤く輝く瞳。
 彼女の全ては今、暴徒と化した魔界の王子。究極のサーヴァントに向けられていた。


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