27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)
2011/10/26(水) 12:23:34.98 ID:WLALHzCAO
「ところでよ、お前も聖杯に選ばれたって事は何か叶えたい願いがあるんだろ? 聞かせろよ」
時刻は十二時を周って一時を指している。
士郎にしてみれば明日も学校があるので積もる話は後日に回したいのだが、蛮は生き生きとした表情で士郎に詰め寄る。
「俺は別に聖杯が欲しいってわけじゃないよ。叶えたい夢も無くはないけど、それを聖杯に叶えてもらうってのは少し違うと思う」
「あぁ? 煮え切らねー野郎だな。そんなにウジウジする話題でも無いだろ」
「いって――っ!」
蛮が士郎の額を指で弾く。
その気になれば岩を砕く事も容易い握力を秘めた手から繰り出された弾指は士郎を悶絶させた。
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