過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)
2011/10/26(水) 12:29:31.02 ID:WLALHzCAO
「Too easy!」

 勝ち誇った笑みを浮かべ、青年は気取ったポーズを決める。
彼を中心に瓦礫が散らかっており、まるでそこだけ紛争地域を切り取ったようだった。

「まさかセイバーがこんなサーヴァントだったとは……。文字通り戦争が起こせそうですね」

 傍らでスーツ姿の女が呟いた。その表情は何処か呆れているようだった。
 上空から赤コートの青年の元へ、掌ほどの大きさの何かが落ちてくる。
青年はそれを視覚しないままそっと掌で受け止め、にんまりと目を細めた。

「良い火加減だ」

 先の蹂躙の渦中にあったにも拘らず一欠片も崩れていないピザを口に運び、『魔人ダンテ』は鼻歌を歌い始めた。


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