過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/25(火) 12:02:20.05 ID:FnrEbXqAO
「聖杯戦争……か」

 衛宮士郎は自宅の土蔵にてぼんやりと立ち尽くしていた。
 傍らに立つ少女の名は遠坂凜。
 彼女は整った顔を不機嫌そうに歪め、がしがしと頭を掻く。

「まさか本当に何も知らないなんてね……。最初に気付いたのが私じゃなかったら間違いなく死んでたわよ」

 事のあらましを語るとするならばこうだ。
 聖杯戦争が近いこの時期に突如手に包帯を巻いて登校してきた士郎を見て、凜は真っ先に彼を訝った。
 一日学校にいる間彼の動向を探っていた彼女は士郎が手を庇うような仕草を見せない事から確信する。彼が此度の聖杯戦争のマスターであると。


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