過去ログ - 仮面ライダー555 VERSUS リベリオン 対 ギターウルフ ロケ地、白石
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11:ny[saga]
2011/10/28(金) 21:43:32.71 ID:pbUGHxci0
三人は三つの雅楽器を服の中から取り出し、雅やかな雅楽を奏で始める。
白石区は哀しい雅楽師たちの物語が残る街。
雅やかなる郷土愛が溢れる街なのだ。
しばらく奏でただろうか、いつの間にか三人は白い戦士へと変身していた。
白いタイツを装着した頼もしいその姿……、これぞまさしくホワイトストーンズだ。

説明しよう!
南郷、北郷、本郷の三人は、雅やかな雅楽の音色を奏でると、
自分の意思に関係なく、雅楽戦隊ホワイトストーンズに変身してしまうのだ!

「とうっ!」

三人で力強いポーズを取り、イカした名乗りを上げる。

「雅楽戦隊ホワイトストーンズ!」

説明しよう!
改造手術の影響でホワイトストーンズに変身してしまった彼等は、
一般人よりはかなり強くなれるのである!
その頭突きは瓦を十枚は割り、レンガで殴られても痛いくらいで済み、
切れ目を入れていない木材も割れるようになれるのだ!

そして、彼等は昭和四十六年に建設された、
直径五十六メートルの菊水円形歩道橋、
更にナイスなデザインで建設大臣賞まで受賞した、
白石が世界に誇る建造物の上で変な生物と戦うのであった!

戦いは省略。
取り敢えず変な生物を二百体くらい殲滅した頃、
不意に煩い排気音の巨大なバイクが止まり、
何らかの強化装甲を纏っているらしい搭乗者が、
ホワイトストーンズに不安そうに声を掛けた。

「あのー、
そこの白い人達にちょっとお尋ねしたいんですがー……」

外見は特撮ヒーローだというのに、丁寧な言葉遣いをされると異様に怪しかった。
しかも声質からして、強化装甲を纏っているのはどうやら女性……、
しかもかなり幼さが残るくらいの女の子のようだ。
少なくとも大型二輪の免許は絶対に取得していないだろう。
無免許運転は危険なのでやめてほしい。

「どうかしたんですかー?」

自分達と同様に強化装甲を纏っている(こちらは白いタイツだが)少女に、
何となく親近感を抱いた本郷は、眩しい笑顔で白い歯を輝かせて返事をしてやった。
少女は安心した様子で頭を下げて続けた。

「少し前に無駄に速いバイクがこの辺を通りませんでしたかー?」

「大きなバイク……?
あ、そうか。通りましたよー!」

「あ、それじゃあ、すみません。
どっちに行ったか教えて頂けますー?」

「あ、はい。
南郷通りを進みましたよー」

「すみません。この辺の地理が分からなくて……。
どっちの道です?」


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