過去ログ - ゆま・マミ・まどかのまは魔法少女のま!
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882:とあるまどかの一日  ◆9k3LlFPhjU[sagesaga]
2011/12/01(木) 10:18:18.21 ID:YmARSQpKo
 喧嘩をしている二人を背中に、屋上をそっと抜けます。
 先に教室まで戻ろうとするわたしを、一つの声が止めました。

杏子「まどか」
まどか「杏子ちゃん、ここ学校だよ?」
杏子「いや、今日の魔女退治の待ち合わせ場所忘れちゃってさ」

 杏子ちゃんは私服姿です。
 他の人の視線がとても気になります。
 それはわたしだけみたいですが。

まどか「今日は、駅ビルの近くだよ」
杏子「サンキュー!」

 そう言うとすぐに窓に足をかけて、飛び降ります。
 ここ二階……。
 周りの人も驚いたようにわたしを見て、視線を返すと逸らしました。
 
 先生とかに通報されないといいな……。

ほむら「まどか」

 しばしボーッとしていると、ほむらちゃんに声をかけられます。
 
さやか「どったの?」
まどか「うん、杏子ちゃんがね」
さやか「ああ、何となく騒がしいのはアイツのせいか……」

 納得してくれたみたいです。
 とりあえずこの場から離れることにします。

ほむら「全くあの子ってば」

 杏子ちゃんと知り合ったのは、確かほむらちゃんよりもさやかちゃんのほうが先のはずです。
 それなのに、ほむらちゃんは古くから知ってるかのような表情で言葉を紡ぎます。

 お昼の授業がすんだら、放課後。
 マミさんと合流して駅ビルに向かいます。

マミ「佐倉さんってば、無茶をするのね」

 お昼のことを言うと、マミさんは感想を漏らしました。
 驚いた様子がないのは、きっと杏子ちゃんのことをマミさんがよく知ってるからでしょう。

まどか「先生とかに言われなくて助かりましたよー」
マミ「鹿目さんに注意しても仕方ないしね」


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