17: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 21:33:33.52 ID:haqBpRgUo
少年「そうですか。昨日の今日で、もう原因が判明したんですね」
腰を浮かした支部長が、動きを止めた。
座椅子に座りなおして、足を組んだ。
そこへ、走り回っていた魔法使いの一人が、三人分のお茶を運んでくる。
男は胡散臭くて手を付けなかったが、真っ先に少年は口をつけた。
支部長も、一言もなくお茶に手をつける。
支部長「私も火の魔法が得意ですから。遺体の調査に当たりました」
少年「遺体の損傷はどうだったのですか?」
支部長「遺体自体は、全身火傷で死んだようです。魔法の炎によるものです。
おそらく、なんらか失敗をしてかけようとした魔法が逆流したと」
男「……人一人が焼けるくらいの魔法を使ったって?」
少年「それは危険ですねぇ。彼の素行に問題は?」
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