755:第四話―――月詠「結標ちゃんは・・・居ません」 香焼「え?」[saga]
2011/12/28(水) 07:28:13.20 ID:4d6+nZOj0
それからオジヤを食べ、月詠さんはすぐ横になった。まるで泣き疲れた赤子の様に。
ではそろそろ僕もお暇しよう。
結標「……泊まっていかないの?」ジー・・・
香焼「野暮っすよ」フフッ
結標「別に……小萌、寝ちゃったし」チラッ・・・
月詠「すぅ……くぅ」Zzz...
しっかり傍に居てあげて下さい。
結標「……そう、ね」ポリポリ・・・
香焼「僕も、家がありますから」コクッ
結標「でも、今日は誰もいないんでしょ……泊まってって良いわよ」スッ・・・
香焼「……今日は遠慮します」フフッ
結標「そう……あーあ、ふられちゃった」クスクス・・・
そういう事じゃないっての。
結標「……アンタの姉貴達にも感謝ね」コクッ
香焼「いえいえ。自分らは単なるお節介っすから」クスクス・・・
結標「……ありがと」ペコッ
香焼「お気になさらず……それより、僕こそ―――」ペコッ
結標「謝らないで」ピタッ・・・
香焼「―――ごめ、ん……、」ジー・・・
これ以上は、月詠さんに対して失礼か。
結標「……それは抜きにしても、必ず借りは返すわ」ギュッ・・・
香焼「わっ……ちょ、もぅ」ポリポリ・・・///
結標「……んー、抱きたいとかそういう要望も、今ならアリよ?」ニヤリ・・・
香焼「抱きません」ハァ・・・///
結標「つれないわねぇ。据え膳食わねば何とやらって知らない?」フフフ・・・
香焼「女性を据え膳と思う様な男になりたくないっす」ムゥ・・・
結標「そう……立派よ」チュッ・・・
額に……柔らかい感触。
結標「他意は無いわ。純粋に、感謝の気持ち」ナデナデ・・・
香焼「あ、ぅ」モジモジ・・・///
結標「ふふふ……それじゃあ、またね。今度、五和達が居る時にお邪魔するから」ノシ”
香焼「……はい」ハハハ・・・
結標「一応、貴方からも説得しといてね……それじゃあ、おやすみ」クスクス・・・
おやすみなさい……良い夢を。
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