882:第五話―――神裂「正直、あの子の考えてる事は分かりません」 香焼・五和「「うんうん」」
2012/01/23(月) 01:53:03.97 ID:gNwl+Vfi0
浦上「―――ほら、あそこ」スッ・・・
フロリス「んー……ああ、最近出来た店だな。ちょいと気になってたから行ってみるか」コクッ
ルチア「お任せしますよ」ヤレヤレ・・・
浦上「んじゃ、れっつごー♪」テクテク・・・
カランカラン・・・・・
受付執事「いらっしゃいませ」コクッ
ルチア「っ!?」ギョッ・・・
フロリス「へぇ。マジモンの執事風なんだな……服装は色々だけど」ジー・・・
受付執事「三名様で宜しいですか?」ジー・・・
浦上「はいはい」コクッ
受付執事「では御案内致します。此方へどうぞ―――」カツカツカツ・・・
フロリス「ふんふんふん……やっぱイケメン多いな! 噂通りだ」ニシシッ!
ルチア「こ、此処は、一体? 男性ウェイトレスしか居ませんが」タラー・・・
浦上「お嬢様喫茶(レディスカフェ)だヨ。多分、日本のサブカルチャーに影響されて作ったんだろうネ」テクテク・・・
フロリス「でもなぁウラっち。日本じゃ『執事喫茶(バトラーズカフェ)』っていうんじゃないのか?」チラッ・・・
浦上「だってそれじゃあ『執事が休憩する為の喫茶店』みたいじゃん。海外的にはコッチで良いんじゃないカナ」フフッ
ルチア「……やはり、日本人の考える事は意味不明です」タラー・・・
受付執事「―――此方のお席に。メニューは其方でございます。ごゆっくりどうぞ、お嬢様方」ペコッ・・・
フロリス「あいよー……うんうん! 中々いい気分だね」フフフッ
ルチア「女性客しか居ない。でも結構な数……なんでこの様な職業差別的飲食店に、これだけの人が」タラー・・・
フロリス「ルチアっちぃ。こういうのは雰囲気楽しむモンだから深く考えんなって。イメージプレイよ、イメプ」フンフンッ♪
ルチア「妄想は家の中だけにして下さいっての……燕尾服に、司祭服風(ストール)、それからただのコスプレ」ジトー・・・
浦上「あははは。日本発祥の奇行(サブカルチャー)に一々突っ込んでたらキリないヨ」ポリポリ・・・
フロリス「ま、コレだけのイケメン達に奉仕して貰えるんだ。文句ないって」ニコニコッ♪
ルチア「……はぁ」タラー・・・
浦上「とりあえず注文しよう。何が良い?」スッ・・・
フロリス「んー、カプチーノとチーズケーキかな。あ、この『DXビックバン執事パフェ』っての気になる!」ジー・・・
浦上「そういう変なのに手を出すのは止めようネ。後悔するヨ」タラー・・・
フロリス「良いじゃん良いじゃん! ルチアっち、頼んでみなよ」ニヤリ・・・
ルチア「自分で頼めば良いでしょうに……私はブラックで。甘味は要りません」キッパリ・・・
フロリス「ちぇっ。ツマんないわ……ねぇウラっち!」キラキラ・・・
浦上「私はアッサムミルクティとプレーンマフィンでOKだヨ」キッパリ・・・
フロリス「……つまんねぇ」ハァ・・・
浦上「だから自分で頼めと……それとも三人で食べる?」チラッ・・・
ルチア「は?」ジトー・・・
フロリス「OK、それだ! すいませーん! そこのイケメンさーん! 注ー文!」バッ!
浦上「ふ、フロリス。ベル有るから大声出さないの」アタフタ・・・///
ルチア「……は、恥ずかしい」カアアァ///
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