914:第五話―――神裂「正直、あの子の考えてる事は分かりません」 香焼・五和「「うんうん」」
2012/01/27(金) 01:44:26.81 ID:m5C9CKCk0
ルチア「ちょ、ちょっと待って!」アタフタ・・・
フロリス「んだよー。此処まで来て待ったは無しだって」ジトー・・・
ルチア「い、いやいやいや……流石に何の説明も無く無人の部屋のバスルームへ侵入なんて」タラー・・・
浦上「あー、怖いのカナ?」ニヤリ・・・
ルチア「そういう問題じゃありません! 兎に角、誰しも突然『アリス』になんかなりたくないでしょう!」ダラダラ・・・
フロリス「ははは。じゃあ宛ら私らは白兎……いや、『時計兎』ってところか」ニヤニヤ・・・
ルチア「誤魔化さないで下さい! 説明を頂けるまで、私は此処に―――」
ガチャッ・・・・・
ルチア「―――の、こ……ッッ!!?」ビクッ!!
浦上「ルチア、ビビり過ぎ」ハハハ
フロリス「安心しなさい。帰りの『客』が『登ってくる』だけだから」クスクス・・・
ルチア「へ、へ!? か、帰りの、客???」ダラダラ・・・
カツカツ・・・ぎいいぃ・・・・・
フロリス「……ん? あ」ピタッ・・・
ルチア「……ええぇ!?」ギョッ・・・
浦上「…………、」ウワァ・・・
建宮「―――いや、だからさぁ……そういうのは俺じゃなくて爺さん(諫早)に言って欲しいのよな……って、あ?」ピタッ・・・
牛深「―――ジジィに言ったら最後だろ! どれだけ説教されるか分かったもんじゃない……えぁ?」チラッ・・・
対馬「―――ったく……ノモ(野母崎)が来ないから少しは静かになるかと思ったのに、アンタら二人だけでも結局……って、あら」ジー・・・
ルチア「た、建宮!?」キョトン・・・
建宮「……あー……何だ、これ? 俺遂に幻覚見聞きする様になったのか?」ポリポリ・・・
フロリス「いよっす。天草の中堅衆」ノ”
牛深「いや……俺も見える。てか、フロリスと浦上居るって事ぁマジモンだぜ」タラー・・・
フロリス「いやはや何とも奇遇な。今帰り? てか一人足りなくない?」チラッ・・・
対馬「ええ。野母崎は今月金使い過ぎて女房に説教喰らったの。だから暫く飲み歩き禁止令出されたみたいよ」ハハハ・・・
浦上「なーんだ。給料日前恒例の野母崎さんハブですネ」ハハハ
建宮「それ本人に聞かせてやれ。その場でフリーズするのよね……丁度今のソイツみたいに」クイッ・・・
ルチア「」ポケー・・・
フロリス「あ、事態についていけなくなって遂に思考止めやがった」ジトー・・・
牛深「は? 説明して連れてきたんじゃないのか?」キョトン・・・
浦上「あはははは……驚かそうと思って。というか、多分御三人が出てきたのが輪に掛ってビックリしたのカモ」ニャハハ・・・
牛深「説明しとけよ。こんな辺鄙な場所に突然連れて来られたら誰でもこうなるっつの」ジトー・・・
フロリス「まぁまぁ。これも経験だって。おーい、ルチアっちー。起きろー」ツンツン・・・
ルチア「 え」ピクッ・・・
浦上「ルチア、とりあえず先に説明しちゃうけど……要はこの部屋のバスルームが『入口』なんだヨ」クイッ・・・
ルチア「……く、クラブの?」タラー・・・
フロリス「そうよ。あ、辺鄙な所だからって阿片窟って訳じゃないから安心しろ」フフッ・・・
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