951:第五話―――神裂「正直、あの子の考えてる事は分かりません」 香焼・五和「「うんうん」」[saga]
2012/02/11(土) 02:16:07.12 ID:Jl+Pe32H0
・・・♪〜
浦上「―――へっくちんっ!!」ブルッ・・・
ルチア「風邪ですか?」チラッ・・・
浦上「いや、うーん……誰か噂してる?」ムゥ・・・
フロリス「ははは、予想付くわ。きっと、アンタの弟くんよ」フフッ
浦上「うーん、想像付くネ。陰口とかじゃないけど、常にグチグチ言ってるから」アハハ
ルチア「……ああいう男のくせに理屈っぽい野郎は、嫌いです」フンッ
フロリス「ありゃりゃ。ざっくり言うねぇ……やっぱアニェーゼとアンジェレネを取られた妬みかい?」ニヤニヤ・・・
ルチア「と、取られてません! それに妬みでも無い! からかわないで下さいよ」ジトー・・・
フロリス「はいはい、そーですねー。あ、でもさぁ。実際真面目に話してみれば馬合うんじゃない? ルチアも知的派だし」ニヤニヤ・・・
ルチア「…………、」ウワァ・・・
フロリス「何その咋(あからさま)に嫌そうな顔……ありゃりゃ、もう完璧生理的に無理なんだな」アハハ・・・
浦上「まぁまぁ。とりあえず、次如何する?」チラッ・・・
フロリス「ん? 折角だから男呼んでみようかと思ってたけど」チラッ・・・
ルチア「なっ!? さっきと言ってる事が違いますよ!」キッ・・・
フロリス「いや、あれは主教の前だから適当に言い訳しただけで……実際はこういう経験もさせておこうかなぁって思ってたわ」ポリポリ・・・
ルチア「嫌です」キッパリ・・・
フロリス「うぇえ……ツマンネ」ジトー・・・
浦上「フロリス。確かにいきなり過ぎるヨ……この件についてはまた日を改めて、ネ」コクッ
ルチア「日を改めたって合コンなんてしません」ムンッ
浦上「ルチアも、そんなにツンケンしないの。兎に角今日は帰りましょ」チラッ・・・
フロリス「はいはい……じゃあ店出っか」テクテク・・・
ルチア「……はぁ」テクテク・・・
ガヤガヤ・・・ざわざわ・・・・・
ルチア「―――しかし、この階段の先があのアパートのバスルームに繋がってると考えると……難ですね」ジー・・・
浦上「ルチア。そういうのツッコんじゃ駄目だヨ」アハハ・・・
フロリス「まぁ建築家は薬キめながら此処の設計図描いてたとは思うけどな……って、上から誰か来るぞ」ジー・・・
ルチア「客ですか……一人二人で見れば気になりませんが、この狭い階段を行き来して、あの弩デカいフロアに人がギュウギュウとは」ムゥ・・・
浦上「確かに広い通路か階段作って欲しいけど……って、だからそれは言わない約束だってば」タラー・・・
フロリス「……ん? あれって?」ジー・・・
浦上・ルチア「「ん」」チラッ・・・
カツカツカツ・・・・・
オルソラ「―――……あら」ピタッ・・・
浦上・フロリス「「あ」」ピタッ・・・
ルチア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え」ギョッ・・・
オリアナ「んー?」ジー・・・
一同『…………、』ピタッ・・・
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