過去ログ - あまくさっ♪ すんどめ。
1- 20
981:第五話―――神裂「正直、あの子の考えてる事は分かりません」 香焼・五和「「うんうん」」[saga]
2012/02/24(金) 23:30:52.64 ID:eX1hS7A90
 ―――とある休日、PM01:30、英国、ランベス宮・女子寮、応接の間(サロン)・・・(神裂side)・・・







とある普通の休日の昼下がり。
普段は寮から出歩いたりしない、頭にクソが付く程規律正しく厳粛な彼女が帰って来た。

別段、何を言う訳でも無く『ただいま帰りました』と一言告げ、部屋に上がっていく。
そんな普通の動作に違和感を感じてしまった。周りに座る女性陣も私と同じ感想の様で、皆顔に現れている。

唯一、彼女の上司たる部隊長と寮長役(?)だけは何かを察している様で、ただただ微笑むだけだった。


シェリー「何つーか……妙だ」ジー・・・

神裂「ええ……奇妙です」フム・・・

オルソラ「あらあら、そうでございましょうか。私は『らしい』と思いますけど」フフッ


一同、寮長役の不可解な発言に首を傾げる。


オルソラ「だってあの子も『御年頃』ですもの。ねぇ、アニェーゼ」フフッ

アニェーゼ「まぁ年頃か如何かは別として、私はアレで良いと思いますよ。てかアレが良い」ハハハ

シェリー「いや、でもよぉ……なぁ神裂」チラッ

神裂「え、ええ」ポリポリ・・・


普段の彼女であれば『この度は門限を破って申し訳ございません。後で反省文を提出するので、然る後、罰を与えて下さい』とか言い出す筈。
しかし、今回は……やけに垢抜けした様に見える。良い事といえば良い事なのかもしれないが、些か急過ぎて難とも言えない。


ベイロープ「……フロリスと」チラッ

五和「ウラ、ですね」タラー・・・

シェリー「いや、だとしても……もしかして『男』でも覚えたか?」ムゥ・・・


その発言にオルソラとベイロープを除く一同立ち上がった
まさかとは思うが……浦上(ウチの子)に限って、友達を非行に誘うなどと……考えられない。


シェリー「過保護な親は皆言うよな。『ウチの子に限ってそれはありません!』って……神裂」チラッ

神裂「ぐっ……だ、大丈夫、だと……ベイロープ」チラッ

ベイロープ「うーん、フロリスなら合コンくらいやりかねないから分かんないわ。そのまま断れずお持ち帰りされたとか?」フム・・・

五和「アニェエエエエェゼエエエェ!! ウチの愚妹がトンだ粗相をおおおおおぉ!!」ドゲザァ!!

アニェーゼ「い、いや、まだ分かんねぇですし……というか、あの子に限って軽々しく不貞を働く様な真似は……ハッ!?」バッ・・・

シェリー「……さぁ」フンッ


以後『あの子に限って〜〜』は禁止。
それから彼是思案する事数分……ひょっこりと、問題児(?)2人がサロンを訪れた。
彼女らの顔を見るや否や、我が家の姉分が態々縮地を使ってまで妹君に詰め寄った。


五和「う、うううう、うら、ウラあああぁ! アンタって子はああぁ!!」ブンブンッ!

浦上「あbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbなmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm」ガクガクッ!

フロリス「あー……どったの?」チラッ


とりあえず、五和を止めてから話しをしよう。このままでは浦上の脳味噌が液状化しかねない。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1471.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice