過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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11: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/01(火) 23:07:47.49 ID:pRD21pmd0
「大道さんあぶな……うそ!?」

 まどかは目の前の光景に驚く。
 先ほどまで美樹さやかをあんなに激しく攻撃していた魔女の身体に電流が走って動けなくなっている。

「さあ、地獄を楽しみな」

 大道が魔女の目の前でふわりと宙に浮かぶ。
 そのまま身体を半分ほど捻って背中を向け、その回転した勢いを生かしてそのまま足を突き出す。
 その蹴りが届くか否かの刹那、魔女の姿が人間のそれに変わる。
 背を向けているがゆえに大道はそれに気づきはしない。

「ア……リガ、トウ」

 一瞬だけ少女の姿に変わったその魔女の言葉にも気づかない。

「カメンライ……」

 その魔女は少女の姿で、血を吐きながら砂のように消滅した。
 彼女が消えた後には二個のグリーフシードが転がっていた。
 大道はグリーフシードを拾うとまどかに抱えられたさやかにそれを渡した。

「今の……」

「どうしたさやか、まどか」

「な、なんでもないわ」

「大道さん、今の……?」

 二人ははっきりと見ていた。
 魔女が大道克己の攻撃を食らう直前に普通の少女に戻る所を。

「まどか、今は黙ってて」

 しかしさやかは其の問題を一旦棚に上げた。
 今聞いた所で仕方が無いと判断したのだろう。

「はっきりしねえなあ、まあいい」

 結界が消えて行く。
 それを確認して大道もメモリをナイフから抜き取る。
 純白の鎧と黒いマントは青い炎になって消滅した。

「帰るぞ、お前らの親父もお袋も心配しているだろう。」

 シャドウファントムが再び大道の元に走ってくる。

「乗りな」

 まどかとさやかは生じた疑問をひとまず棚上げして彼のバイクに再び跨るのであった。


【第一話「だから足掻き続けてるんだよ」 了】

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